【新人教育はストレスが増える】イライラする3つの原因と4つの対処法♪

    ITエンジニアのイライラ改善をサポートしている感情カウンセラーの山田純平です。

    春は会社だとフレッシュな新入社員が入社してくる時です。

    新しい息吹が入ってくるのは嬉しいですが、仕事に慣れていない人に仕事を教えるのは手間がかかるのも事実です。

    新入社員教育は、会社の将来を担う人材を育てる重要なお仕事ですが、教育担当者にとってはイライラやストレスの原因になりがちです。

    新入社員との世代間ギャップや期待と現実の違い、さらには通常業務との両立の難しさなど、さまざまな課題があると思います。

    しかし、適切な対応策と心構えを持つことで、これらの課題を乗り越えやすくなります。

    この記事では、新入社員教育でのイライラを最小限に抑えるための具体的な対処法や考え方を紹介します。

    また、教育担当者が抱えるストレスを管理する方法や教育プロセスをよりポジティブで効果的なものに変えるためのポイントもお伝えします。

    新入社員の成長を支えながら自身のストレスも適切に管理して教育したいですね。

    この記事の目次

    新入社員教育でイライラする3つの原因

    新入社員教育におけるイライラには、複数の要因が存在します。

    教育担当者が抱えるストレスの多くは、新入社員とのコミュニケーションのギャップ、教育プログラムの不足、さらには新入社員の実際のパフォーマンスと期待の乖離から生じます。

    これらの要因を理解し、対処することが、効果的な教育プロセスを構築する鍵となります。

    自分の価値観が通用しないフラストレーション

    教育担当者と新入社員の間で価値観や考え方の違いが生じることは普通だと思います。

    このギャップを認識し、新入社員の視点を理解することで、より良いコミュニケーションを図ることができます。

    昭和の時代に新入社員だった人と令和の新入社員ではかなり価値観のギャップがあると思います。(笑)

    昭和の頑張って結果を出す価値観からすると今の若者は甘く映るかもしれませんね。

    でも、仕事が全てではなく自分の趣味や友達との時間を大切にする価値観は個人的に好きです。

    どっちが良い悪いではないので、新しい価値観も受け入れつつより良い仕事ができるといいと思います。

    山田純平

    自分の価値観は当たり前すぎて自分で分かりにくいので、相手の意見を尊重する立ち位置でいられると良いですね。

    教育と通常業務の両立の難しさ

    新入社員教育をしながら通常業務をこなすことは、教育担当者にとって大きなストレスになり得ます。

    時間管理や優先順位の設定により、このバランスを上手く取る方法を見つけることができるといいですね。

    正直なところ、実業務の方が重要度が高いと思います。

    直接的にお客さんに影響することですし、納期や品質にも影響しますからね。

    でも、新入社員教育は今後の会社や部署の未来にとってとても重要です。

    だから、どっちかを切る捨てにくく、自分ですべて背負ってしまいがいです。

    上司にスケジュールの相談をするなど、自分にも優しい視点を入れたいですね。

    山田純平

    自分一人でかかえこまないで、気軽に周りに頼れるといいですね。

    教育プログラムの準備や不足

    新入社員教育プログラムの準備や不足は、教育担当者にとって大きなストレスとなります。

    業務をしながら教育の計画を立てたり、資料作成など準備をするのは負荷が大きいですよね。

    良くないかもしれませんが、つい社員教育の準備は後回しになりがちだと思います。

    なので、事前に計画的に教育プログラムを作成し、適宜調整を行うことでこの問題を軽減できます。

    山田純平

    忙しい時ほど「面倒くさい、、」を受け入れると着実に準備を進めやすいと思いますよ。

    これらの要因を理解し適切に対応することで、新入社員教育のプロセスをスムーズに進めることができます。

    また、教育担当者自身のストレス管理にも繋がり、より良い教育結果を期待できると思いますよ。

    ストレスに効く! 新入社員教育のポジティブな4つの対応策

    新入社員教育のプロセスではストレスが出ますが、ポジティブな対応策を取り入れることでストレスを軽減して楽に進めることが可能になってきます。

    ポジティブな対応策は、新入社員の能力を最大限に引き出し、教育担当者自身のストレスも軽減する効果があると思います。

    新入社員の個性を理解する

    新入社員一人ひとりが持つ個性や強みを理解し、それを活かすことは重要です。

    個々の新入社員に合わせた指導方法を採用することで、より効果的な学習が期待できます。

    個性を理解することで、新入社員は自身を肯定しやすくなり、自信を持って仕事に取り組むことができるようになります。

    ここで大事なのは、教育担当と新入社員のどちらが正しいか?を決めないことです。

    教育担当の方が経験も多く適切な仕事の結果を出せると思いますが、それが正しくて、新入社員のやったことは間違っている。という印象を与えてしまうと、新入社員が委縮してしまいます。

    この発想で対応してしまうと相手と大きな溝を作りかねませんので、ご注意ください。

    山田純平

    正しい。間違っている。という発想は相手にとって否定感を受けやすいので注意ですね。

    期待と現実のギャップを埋める

    新入社員との間で期待と現実のギャップが生じることはよくあります。

    このギャップを埋めるためには、リアルな職場の状況について正しい情報を提供し、新入社員が現実的な期待が持てるようにサポートすることが有効だと思います。

    具体的な業務例や先輩社員の経験談を共有することで、新入社員の理解を深め、不安を軽減できると思いますよ。

    山田純平

    夢を見せるのは大事ですが、現実も見ないとね。

    効果的なフィードバックの技術

    効果的なフィードバックは、新入社員の成長に不可欠です。

    ポジティブなフィードバックを通じて強みを伝えて、建設的に改善点を伝えることが大切です。

    フィードバックは具体的かつタイムリーに行って、新入社員が次のステップに進むために適切なサポートをしたいですね。

    山田純平

    ここ良かったよ!という肯定的なフィードバックは素直に嬉しいですよね。

    新入社員の自立を促す方法

    新入社員が自立し自ら問題解決できるように育てることは、新入社員教育の究極の目標です。

    小さな成功体験を積み重ねさせることで新入社員が自信をつけ、徐々に難易度の高い課題に挑戦させることで、問題解決能力を磨き上げることは有効だと思います。

    何でもサポートや口出ししたくなりますが、あえて一定の距離を保ち、自立を促す姿勢は大事ですね。

    相手の自主性や仕事を肯定して、自分色に染めないのもポイントかもしれませんね。

    山田純平

    教育結果にこだわり過ぎるとコントロールが強くなるので、注意ですね。相手との距離間を大切にしましょう。

    これらの対応策を実践することで、新入社員教育におけるイライラを減少させ、ポジティブな結果を導くことができます。

    教育担当者に効果的!5つのストレス対処法

    教育担当者が直面するストレスは、新入社員教育の成果に直接影響を与えます。

    そのため、自身のストレスを適切に管理し、健康な心理状態を保つことは非常に重要です。

    ここでは、教育担当者がストレスを効果的に管理するための方法を紹介します。

    結果を手放す

    新入社員の教育プログラムを作成し、それに沿って教育を進めていくのが通常だと思います。

    教育担当としては、新入社員が業務をする際に不都合がないように教育したいですよね。

    教育担当のせいではないですが、配属後の新入社員の仕事の成果がいまいちだと気になるものです。ただ、事前に教育担当がやれることは限りがあります。

    結果的に新入社員の能力や適性、やる気によるでしょう。

    なので、ベストは尽くして教育結果は手放すほうが現実的で、教育担当の方のストレスも少なくなると思いますよ。

    山田純平

    結果に執着しすぎると自分が疲弊してくるのでご注意ください。

    正しいかどうかを判断しない

    新入社員には相手なりの意見や考えがあります。

    でも、それが会社員としては妥当でなかったり、仕事をする上で間違っていることが起こりやすいので、教育担当としては「自分が正しく、相手が分かっていない。」と思ってしまいがちです。

    ただ、教育担当も人間なので間違うこともあったり、新入社員の意見のほうが良いこともあるでしょう。

    ピュアな意見は良い刺激をもらえたりしますよね。

    自分が正しいという一面的な見方に固執しないためにも、何が正しいという判断をしないのは有効だと思います。

    山田純平

    正しいかどうかよりも、より良い結果のために努力したいですね。

    相手の視点を持つ

    新入社員は全てが新鮮で初めてのことばかりです。ただ、教育担当はベテランの方でしょう。

    教育担当の当たり前が相手に通じないのはその影響が大きいと思います。

    なので、相手の視点に立って教えるのはとても有効だと思います。

    ただ、新入社員の頃を思い出しても、自分の視点や固定観念は残ってしまいがちです。

    完璧主義にならないで、自分のやれる範囲で相手目線を意識していきましょう。

    山田純平

    相手目線って難しいですよね。でも、一歩ずつできるようになっていくのが近道だと思います。

    楽しく仕事ををする

    どうせ仕事をするなら楽しくやるほうが疲れにくく、何より楽しい♪

    仕事は大変で、しんどくて、辛い、、みたいなイメージがあるかもしれませんが、楽しめるほうがメリットが大きいと感じます。

    実際に仕事内容を見直して自分が興味を持てそうな部分や成長できそうなこと、やりがいを感じる部分を見つけられるといいですね。

    もっとシンプルな方法としては、過去の楽しかった状況を思い出して、その時の楽しかった感覚を呼び起こすのもありですね。

    これが慣れてくれば、状況に関係なく「いつもなんか楽しい♪」という感覚で仕事をしやすくなりますよ。

    山田純平

    仕事では楽したり楽しいという感覚はNGなイメージがあるかもしれませんが、楽に結果を出すほうが会社にも、お客さんにも、自分にも嬉しいと思いますよ。

    イライラを感じる

    イライラは感じないと心に溜まっていく性質があります。

    怒りを抑圧しているとイライラしやすくなるのも、この性質が影響しています。

    なので、イライラした時はじっとそのイライラを感じるのが効果的です。

    一般的にはイライラなどの感情を感じることは慣れていないのが通常なのですが、トレーニング次第で上達します!

    しかも、感情への耐性がついてくるので、感情に振り回されにくくなるメリットもあります。

    山田純平

    感情とうまく付き合えると、ストレス無く仕事をするのに役立ちますよ。

    まとめ

    新入社員教育は、会社の将来を担う人材を育成する重要なプロセスですが、教育担当者にとっては数多くの課題とストレスの原因となり得ます。

    今回は新入社員教育におけるイライラとストレスを最小限に抑えるための具体的な対策を紹介しました。

    これらの対処法を実践することで新入社員教育のプロセスをより効果的かつストレスフリーに進めることができると良いですね。

    新入社員のことも大事ですが、教育担当者も心身ともに健康を保ちながら、最良のサポートをしたいですね。

    新入社員も自分も幸せに仕事ができるようにスキルを活用したり、マインドを整えていきましょう。

    この記事の目次