【仕事が思い通りに進まない!】イライラを落ち着ける3つの魔法

    ITエンジニアのイライラ改善をサポートしている感情カウンセラーの山田純平です。

    仕事をしていると通りに進まないことってありますよね。

    そんな時はついイライラしてしまうものです。

    でも、自分でコントロールできることには限りがあります。

    だから、自分では解決しきれないもどかしさを感じたり、どうしていいか分からない不安に振り回されてしまいがちです。

    この記事では、仕事が思い通りに仕事が進まない時に効果的な3つの対処法をご紹介します。

    この記事の目次

    仕事が思い通りにいかないと感じるシチュエーション

    期待通りの結果が出ない

     作業の成果が期待通りでなかったり、スケジュールが遅れたりすることってありますよね。

    完璧主義の傾向が強いと特にそう感じると思います。

    そんな時は不安になったりイライラしやすくなります。

    人生や仕事で自分の思い通りにいかないことは必ずあるので、それを受け入れて仕事ができるといいですね。

    山田純平

    期待通りに仕事を進めたいものですが、80点くらいを目指すのが心には優しいと思います。

    自分ではコントロールできない出来事が発生したとき

     

    部下の進捗が悪い。メンバの体調不良で作業が思うように進まない。顧客や上司が無茶な要望を言ってきた。

    など自分ではどうしようもないことは起こるものです。

    望まないけどありますよね、こういう時って。笑

    ITエンジニアだとサーバーやソフト、ネットワークの不備なども影響します。

    関係する人たちと仕事をするだけでもアンコントロールなことは起きるのに、仕事環境にも影響を受けることがよくあります。

    自分で全てコントロールしようという発想があるのであれば、それを緩めるなどして手放していきたいですね。

    山田純平

    自分でコントロールしたい!という想いは出てきますが、自分できること、できないことを理解できるといいですね。

    相談する人がいない

     仕事が思い通りに行かない時に相談する人がいなければ、路頭に迷った感じがしてしまいます。

    自分ひとりで問題を解决しないといけない状況のように感じてしまい、とても不安になると思います。

    在宅ワークだと特にそう感じやすいですね。

    それを乗り越えて成長していくとも言えますが、自分では期限内に解決できないこともしばしばあります。

    会社では気軽に相談できる関係性を築いていきたいですね。

    山田純平

    断られるのが嫌だな、、という発想も出ますが、気楽に相談できるマインドを作りたいですね。

    仕事が思い通りに進まないときの対処法

    ゆっくり深い呼吸をする

    キーボードから手を放してリラックスして椅子に座り、目を閉じましょう。

    その後は5分間ゆっくりと深い呼吸を続けるだけで、心がすっきり整ってきます。

    この時は思い通りにいかないことは忘れるのがポイントです。

    可能であれば、何も考えないほうが理想ですね。

    ぼーっと何もしない時間が脳や心に栄養を与えてくれますよ。

    呼吸はシンプルすぎてあまり実践されていない気がしますが、かなり効果的です。!!

    山田純平

    呼吸はシンプルですが、思った以上の効果があると思いますよ。

    完璧を求めずに柔軟性を持つ

    納期は絶対に遅れない!不具合は0件!など「絶対~しない。」「絶対~する。」という意識が強いと神経をすり減らし、ストレスを増やしてしまいます。

    システムの本稼働となると納期厳守!なのですが、「遅れたらどうしよう。」という不安が大きいと「やばい、やばい」という想いが反応的に出てしまいます。

    それを軽減するために「~しなければいけない。」「~してはいけない。」という想いを書き出してみましょう。

    書き出すと「意外に多い、、」と感じるかもしれませんが、当たり前になっている思い込みや固定観念はたくさんあると思います。(笑)

    簡単にやめられることから始めてみると少しずつ完璧主義が緩んでくると思います。

    山田純平

    完璧主義は自分のハードルを上げてしまうので、過剰に神経をすり減らしがちです。

    できていることを認める(加点方式で生きる)

    思い通りにいかないときほど、できていない部分にフォーカスしてしまいがちです。

    そこを見つめるのは大事ですが、ダメなところばかり見えつけられている感じがして、どんどんダメだ。やばい。となってしまいます。

    ネガティブな思考の連鎖になってしまうこともあるので注意ですね。

    過剰な自己否定はストレスを多く生み出します。

    なので、思い通りにいかないときは、できていることを認めていきましょう。

    「結構できてるな。」「あと一歩かも。」と思えてきたらいい感じです。

    人生はできていることの積み重ねの結果です。

    山田純平

    生きているということは、それだけ結果を積上げている。ってことですね。

    最悪の事態を想定する

    思い通りにいかない時は「どうしよう。やばい。」という不安が大きくなります。

    そして、その不安を放置しておくとどんどん膨らんでいきます。

    そうなると、ネガティブな方向に思考が連鎖してしまいがちです。

    そんな時は最悪の事態を考えてみるのがオススメです。

    思い通りにいかなったら、最悪どんな結果になるだろう?という視点で紙に書き出してみましょう。

    意外と大きな問題にはならないことも多いと思いますし、「なんだ、上司や顧客に怒られるだけか。」と思えれば不安やイライラも減るでしょう。

    不安を野放しにしないで、現実的な想定をしてみるのは有効だと思いますよ。

    山田純平

    案外、問題がないことは多いと思います。

    自分ではコントロール不可能な出来事が発生したときの対処法

    仕事をしていると、私たちのコントロールを超えた出来事が起こります。

    この可能性や現実を受け入れ、前向きな対処法を見つけることが重要です。

    ここでは、そんな状況をどう乗り越えるかについて紹介します。

    現状を受け入れるマインドを整える

    自分ではどうしようもない現実に直面した時は「やばい。どうしよう。」と不安が膨らみがちですが、まずは事実を受け入れることから始めましょう。

    その上で、状況を解決する方法を探ることが肝心です。

    事実を客観的に見れていないと、誰かに相談したり依頼することもできないですからね。

    ゆっくりと深い呼吸をして心を落ち着かせてから、事実を整理しましょう。

    何が問題か?が分かれば結構落ちつきますよ。

    山田純平

    不安に振り回されて事実を客観的に見れない心境になることも多いので注意ですね。

    変えられるものと変えられないものの見分け方

    仕事をしていると変えることができない状況に対して力を注いでしまうことがあります。

    責任感が強い人ほどその傾向性があると思いますね。

    ただ、自分ひとりで頑張っても期待通りの結果にできないこともあります。

    そんな時は自分でどこまでができるのか。を考えてみましょう。

    例えば、上司の承認が必要な状況であれば自分でどうにもできませんよね。

    上司の都合によって承認できるタイミングも決まるでしょう。

    自分できることは、急いでほしいと上手にお願いをするところまでです。

    なので、それ以上はできないと理解して、結果は手放すのがオススメです。

    変えられないものが分かれば、今度からはそれを加味してスケジュールや準備をすることもできますからね。

    「変えることができない事実」は受け入れにくい人もいるかもしれませんが、全てを完璧にこなせる人はいないので、ドライに割り切って自分にやれることに注力しましょう。

    山田純平

    自分にやれることが明確になるとパワーを注ぎやすくなりますよ。

    他者と意見が合わない時の対処法

    人間関係において意見の衝突は避けられないことがありますが、そこから学び、関係を強化するチャンスにもなります。

    意見の相違をチャンスに変えるコミュニケーション術

    意見が異なることは、新しいアイデアを生み出す機会になります。

    なので、相手との異なる視点を理解し、共通のゴールに向かうコミュニケーションができるといいですね。

    そのために重要なのは、「自分が正しい。正しくありたい。」という想いを手放すことが重要です。

    相手と自分の意見から最大の成果が出るのが1番いいですよね。

    なので、どちらの意見が正しいのか。という発想は避けたいところです。

    自分の意見が採用されると承認欲求が満たされて安心するので、「自分が正しい。自分の意見のほうが優れている。」と想いたくなりますが、相手との相乗効果を期待するのであれば、相手の意見も受け入れて、自分の意見も大切にして、いいとこ取りをしていきましょう。

    山田純平

    つい、自分のほうが正しい!という想いは出るものですが、相手のことも尊重したいですね。

    建設的なフィードバックの受け入れ方

    他者からのフィードバックは、時に厳しいものですが、自己成長の糧になります。

    それを受け入れることで自身の改善点が明確になり、より良い結果を生み出すことができます。

    ポイントは「相手は自分を責めている訳ではない。」と認識してから相手の話を聞くことです。

    自分のミスや失敗に対して相手がフィードバックする時は、どうしても責められている感じがしてしまうものです。

    でも、相手は仕事の結果を求めているだけだったり、立場上の責任を果たすために改善点を伝えている場合が多いと思います。

    一昔前なら人格を否定をする暴言をはく上司や顧客はいましたが、今だとパワハラになってしまうので、随分と否定的な表現も減ってきて、表現も柔らかくなっていると思います。

    なので、自分自身に対してではなく、自分の仕事のやり方や結果に対して言っていると理解することで、フィードバックの否定的な感じから距離を取ることができます。

    まずは否定感を減らしてから相手の話を聞くと、前向きにフィードバックを捉えやすくなります。

    ちょっとしたコツですが、効果的だと思いますよ。

    山田純平

    相手の好意をひて敵に捉えてしまうこともありますよね。相手はいい人だというフレームで状況を観るのもいいかもしれません。

    相手と距離感を取る

    上司やリーダ、顧客と話す時は相手のほうが上という感覚になると思います。

    そうなると、相手に評価が下がらないように。とか、怒られないように。嫌われないように。という心理が自動的に働いてしまいます。

    そうなると、相手との距離感が近くなり同調してしまいます。

    無意識的に相手に気に入られようとしてしまい感じですね。

    子供が親に気に入られたい心理が大人になっても残っているので、相手に同調する習慣がトレーニングされているのだと思います。

    ただ、同調してしまうと権限のある人の意見に振り回されてしまいやすいので、注意が必要です。

    そんな時は相手と心理的な距離を取るのがオススメです。

    遠くの人と話している感覚や全く興味のない人と話している感覚、宇宙人と話している感じでもいいですね。笑

    客観的に相手と自分を見れる距離感がオススメです。

    相手と自分のコントを見ている感じでも客観性が出て良いと思います。

    周りとは適切な距離感で仕事をしたいですね。

    山田純平

    上司や顧客、部下などはめちゃくちゃ遠い距離間くらいが冷静に対処できてオススメです。

    感情に振り回されないためのトレーニング

    感情は感じないと溜まっていきます。ほんとに困った性質ですね、、(笑)

    だから、イライラを抑圧しているとイライラが激しくなったり、自分でもびっくりするくらいキレてしまうこともあります。

    逆に言えば感じれば解消されていくとも言えます。

    とはいえ、イライラなどのネガティブな感情は感じたくないものです。

    一般的には感情を感じることは慣れていないのが通常なので、少しずつトレーニングするのがオススメです。

    トレーニングをしたらその分だけイライラに対する耐性が上がり、振り回されにくくなります。

    イライラに対する筋力がアップするイメージですね。

    方法は以下の動画でも紹介していますので、ご覧いただければと思います。

    まとめ

    仕事が思い通りにいかないことはよくあると思います。

    毎日予定通りに進むほうが珍しいかもしれませんね。

    そんな時は無理に予定通りに進ませようとするのは得策でありません。

    まずは心を落ち着けて状況を分析したり、完璧主義を改善することで心にゆとりを持ちましょう。

    また、関係する人の意見を有効に捉えることで仕事を進ませやすくなります。

    イライラはゼロにはならないですが、ご紹介した対処法を活用して、ストレスなく仕事をして人生を楽しみたいですね♪

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