【仕事が終わらない】日々のイライラを改善する2つの方法

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    現代人は「やるべきこと」に追われている

    こんにちは、ITエンジニアのイライラ改善専門!感情カウンセラーの山田純平です。

    私の経験からITエンジニアのエンジニアは毎日忙しすぎると思います。(笑)

    システム設計やプログラム開発では想定外のことが起こるのが通常なので、スケジュールを圧迫します。

    サクサク思った通りに進むほうが珍しいかもしれませんね。

    それ以外にもお客さんとの打ち合わせや社内ミーティング、部下の育成の他に研修もあります。

    それを全てちゃんとこなすなんて無理だと思いますね。

    なので、無理して頑張ろうとすると心に余裕がなくなってきて、イライラしてきます。

    責任感が強く真面目な人ほど、ちゃんとやろうとしてイライラは出やすい感じがします。

    納期を絶対に守らないと!
    不具合を出さないようにしないと!
    打ち合わせの内容を漏れなくまとめてメールしないと!
    メンバーの進捗管理をして納期に間に合うようにしないと!

    という想いは誰にでもあると思いますが、過剰になるとストレス過多になり逆効果になることもあります。

    しかも、今は36協定や働き方改革などで過剰な残業ができない規制もかかり、時間内の作業密度が濃くなっています。

    これはこれで結構なストレスだと思います。

    時間内に処理する仕事が増えますからね。

    そうなると、いつもバタバタして心に余裕がなくなっていきます。

    ストレスが増えればイライラすることも増える。という悪循環になるのでご注意ください。

    働く人のための労働時間の規制が、逆にストレスを増やしてしまうのは残念なことですね。

    会社員が過剰に頑張ってしまう仕組み

    過剰に仕事を頑張らなければストレスも減り、イライラも減ってくると思います。

    毎日リラックスしながら楽しく仕事ができたら素敵ですね。

    ただ、会社員は会社の要求や都合を引き受ける代わりに毎月給料をいただく仕組みです。

    だから、会社から頑張るように教育や指示があるのは仕方がないことかもしれません。

    会社からは前年度よりも売上げアップを求められたり、生産性向上や品質向上が求められます。

    今年頑張って結果を出したら来年はそれ以上の結果を求められるというスパルタ式です。(笑)

    あまり笑えない話ですが、実感がある方も多いのではないでしょうか。

    そうなるとさらに時間も心も余裕がなくなっていき、イライラは膨らんでいきます。

    会社や上司の評価は気になるし大事なことですが、そこに囚われすぎてしまうと自分がどんどん辛くなっていきます。

    会社も社員も強制的に前年より成長を求められる仕組みが、無理な頑張りを生み出しているのかもしれません

    仕事に追われてしまう原因

    このように会社の仕組みとして社員は頑張らざるをえないのが一般的だと思います。

    毎年、社員はより良い結果を求められますが、前年以上に義務や責任を求められているとも言えます。

    そのために

    ・不具合は絶対に発生しないようにしないと
    ・レビューで指摘がないようにしないと

    ・納期に遅れないようにしないと
    ・メンバーの作業に空きが出ないようにスケジュール管理しないと

    という意識が強くなるとその分だけ精神的に負荷がかかります。

    自分では気づかないうちにハードルを上げて完璧主義になってしまっていることは多いのかもしれませんね。

    何事も100%の結果を求めると、うまくいかない時にイライラも出ますし毎日を辛くしてしまいます。

    自分に課しているハードルを下げてみるとイライラも和らぎ、楽に生きやすくなりますよ。

    イライラの対処 その1:完璧を求めない

    完璧主義は心にも体にも過剰な負荷をかけてしまい、結果的にイライラすることが増えてしまいます。

    自分1人で仕事が完結するならまだよいですが、ITエンジニアは基本的にチームやプロジェクトで仕事をすることが一般的だと思います。

    そして、部下やお客さんの言動や結果は完璧にコントロールできません。

    なので、完璧主義的な発想は無理がありますよね。

    では、どうすればいいのでしょうか?

    それは、完璧に仕事をこなしたい想いの裏側を見てみると原因や対処法が分かってきます。

    一般的には、完璧に仕事ができれば評価されるため、自分が価値ある人間だと感じることができます。

    また、完璧であれば誰からも指摘されることがないので、傷つかなくて済みます。

    傷つくのは誰でも嫌ですからね。

    それを避けたい気持ちはとても分かります。(笑)

    でも、完璧の基準は人それぞれでしょう。

    色々と検証してみた結果、いつも誰に対しても完璧であることは不可能なんですね。

    そして、誰かの評価を気にすればするほど、失敗やミスしたくない「怖れや不安」が出てきます。

    結果、怖れや不安の影響で仕事のストレスが膨らむことになり、生産性や品質も下がりやすくなります。

    だから、完璧を求めないで自分のやれることを淡々とこなすのがイライラしないで幸せに生きる近道だと思いますよ。

    イライラの対処 その2:最悪の事態を想定してみる

    1日があっという間に過ぎていく人も多いのではないでしょうか。

    毎日、仕事に追われるということは自分のキャパがオーバーしている状態です。

    自分の仕事が多いときはそれを減らしたりスケジュールを調整したいところですが、なかなか言いにくかったり難しいと感じてしまうものです。

    そんな時は、最悪の事態を考えてみるといいと思います。

    仕事がたくさんあり納期の調整をしたいのであれば、

    「もし、期限を1週間延ばす相談を上司にした場合、最悪どうなるのか?」

    を考えてみる訳です。

    ・会社をクビになることはないと思います。
    ・それくらいで降格することもまずないでしょう。
    ・今のプロジェクトを外されることも考えにくいと思います。

    実際に起こりうる最悪の可能性としては

    ・あっさり断られる。
    ボーナス査定の評価がちょっと下がる。

    上司から「甘えるな!」と怒られる。

    という感じでしょうか。

    断られたり、怒られるだけなら、ダメ元で言ってみるのはありな感じがします。

    納期を調整できる可能性がありますからね。

    ボーナスの査定評価が下がることはありえるかもしれませんが、1回くらい納期の相談をしたくらいでは問題ない感じがします。

    また、「怒られるだけなら言ってみるか。」と割り切るのもありかもしれません。

    ただ、怒られるのは誰でも非常に嫌なものです、、

    子供の頃から親や先生に怒られた経験は誰にでもあると思いますが、嫌でしたよね。(笑)

    実は、その嫌な感覚は心に蓄積していて、大人になっても残っています。

    だから、怒られると怖れの感情が出てきて「やばい!」と思ってしまいます。

    この怖れの感情に振り回されてしまうと、怒られないために生きるようになってしまいます。

    ただ、イライラも怖れの感情も適切に対応して、感情が出る原因を改善していくことで和らいでいくと考えています。

    感情とうまく付き合って、ストレスの少ない毎日を生きたいですね。

    いくつか例を挙げましたが、実際に起こりそうな最悪の事態を考えてみると、意外と問題ないことが理解できることがあり、そうなると自然とイライラも減ってくると思います。

    反応的に諦めてしまうより自分の幸せのために望ましい選択をしたいですね。

    相手の評価を気にしていしまう原因

    最悪の事態を考えてみても「やっぱり断られると傷つくし、罪悪感が出る。」のは避けたいことかもしれません。

    誰でも傷つきたくないですし、自己否定的な気持ちにもなりたくないですからね。

    だから、現実的なリスクがあまりなくても自分の意見を抑えてしまったり、自分が幸せになる選択をしにくいのだと思います。

    嫌われないこと、傷つかないことが最優先になってしまうんですね。

    私が30歳の頃までは、評価が下がるのが怖かったり、怒られて傷つかないために無理をして遅くまで働いていました。

    その主な原因は、インナーチャイルド(幼少期の傷ついた経験、満たされなかった欲求)だと考えています。

    子供の頃の傷ついた経験が心に蓄積していて、大人になっても「もうあんな経験はしたくない!」と無意識的に反応してしまうイメージです。

    そして、これがトリガーとなって、怖れや不安の感情が出てきます。

    例えば、子供の頃に「遅くまで公園で遊んでいて親に怒られた。」という嫌な経験があったのであれば、その後も誰かに怒られるのが怖くて無難な行動をしてしまう感じですね。

    インナーチャイルドが起因して嫌な経験を避けたい想いが反応的に出てくるので、「怒られたくない!」ことが優先されてしまいます。

    だから、大人になっても怒られないように周りの目を気にしてしまうんですね。

    私がもろにそのタイプでした。(笑)

    だから、いつも人の評価や周りの目を気にしてしまい、優良社員として頑張ってしまい毎日があまり楽しくなかったです。

    そりゃそうですよね。怒られないために毎日を過ごす訳ですから。

    この事実に気づいた時は、唖然としました。

    「俺の人生って何なの?」と考え込んでしまいましたね。

    そこから人の評価を気にしないようにする改善が始まりました。

    相手の評価を気にしないコツ

    先程もお伝えしましたが、人の評価を求めても相手の基準は人それぞれです。

    だから、評価される場合もあれば、そうでない場合もあるのが通常です。

    評価を追い求めても無理があるんですね。

    だから、自分のことは「自分で評価する」のが幸せな選択だと思います。

    自分の決めた目的や基準に沿って行動して、その結果に納得感があれば「それでいいじゃん!」という発想です。

    もちろん、公序良俗に反することは良くないですよ。(笑)

    ポイントは「自分の幸せも考慮した基準」を決めることです。

    例えば、今日がプログラムの期限の場合、期限に間に合うように工夫したり努力は大切だと思いますが、頑張っても無理な状況もあるでしょう。

    そこで頑張りすぎるのが当たり前になってくると、遅くまで残業してどんどん疲弊してしまいます。

    だから、納期の2日前までにある程度仕上がらなかったら有識者に相談したりフォローをお願いする。とか、スケジュール調整を依頼しよう。と決めて、2日前まで自分の幸せを担保しつつ、出来るだけの努力をする。というイメージです。

    もちろん、残業してもしなくてもどちらでもOKです。

    自分で納得感がある基準を決めましょう。

    自分の人生なので幸せも大切にしたいですよね。

    そのために、無理して自分ひとりで仕事や悩みを抱え込まないことが大事です。

    プログラムが期限までにできればいいので、人に頼るのは全然ありだと思いますね。

    いつも自分で仕事を抱え込んで頑張ってしまうと、上司や周りの人から「こいつは頑張る奴だ。」という認識になってしまいます。

    そうなると、今まで以上に仕事を依頼されやすくなります、、

    結果、どんどん自分で不幸せになる状況を創っていくことになります。

    だから、相手の評価に振り回されないで、自分の幸せも考慮して自分なりのベストを尽くすほうが良いと思いますよ。

    まとめ

    毎日、忙しく仕事に追われている人は多いと思います。

    現実的に仕事量がキャパオーバーしていることが通常なのかもしれません。

    そうなると疲弊して、ストレスが増えて、イライラすることが増えてきます。

    そんな時は無理しないで仕事の調整をしたいところですが、実際はなかなか言いにくいものです。

    相手の反応や評価を気にしてしまったり、期限までに出来ない自分をダメな人間のように感じてしまうことはよくあると思います。

    そんな時は相手に評価を求めるのはほどほどにして、自分の目的や基準を決めて、行動や結果を評価してみてください。

    相手の評価基準は人それぞれ。

    それを気にしてもきりがありませんからね。

    考え方を切り替えて、自分が納得いく仕事ができればいいと思います。

    もちろん、無理しすぎてはいけませんよ。

    自分の幸せも大切にして、仕事や評価と良い距離感を取れるといいですね。

    自分の人生なので、少しずつ自分が幸せになる選択を増やしていきましょう。

    それがストレスを減らし、イライラを減らすことに繋がりますよ。

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