ITエンジニアのイライラ改善専門!インナーチャイルド・ヒーラーの山田純平です。
職場で仕事がいい加減な人って必ず1人はいませんか?
私の場合はその適当さがうらやましくもあり、迷惑でもありました。
適当な人にも色々なパターンがあって、結果はちゃんと出す適当さんもいれば、本当に適当なポンコツさんもいました。笑
よく会社をクビにならないで生きてられるなと思いつつ、日本の会社の良さでもありますね。
今回は仕事がいい加減な人の特徴や対処法についてご紹介したいと思います。
仕事がいい加減な人の8つの特徴
細部への注意が不足している
小さなミスや見逃しが多く、結果として品質が低下します。
完璧にミスなく仕事をすようという意識がなく、大体OKならよいという発想になりがちです。
計画性がない
計画を立てず、場当たり的に仕事を進めることが多いです。
リアルに作業を意識することはなく、イメージができない傾向があります。
緻密に計画することが苦手で感覚的に物事を進める部分もあります。
責任感が欠如している
自分の仕事に対する責任感が薄く、問題が発生しても他人のせいにすることがあります。
自分に与えられた仕事を全うしようという発想が乏しく、自分の責任を追うことをしない傾向があります。
責任に対するプレシャーやストレスに耐性が低いとも言えますね。
コミュニケーションが不足している
報告や連絡、相談を怠り、チーム内での情報共有が不十分です。
自分が中心で物事が動いている感覚があり、自分が必要と感じる時だけ連絡します。
その人なりに必要なコミュニケーションをしているつもりですが、周りとはズレやすくなります。
時間管理ができない
期限を守らない、締め切りを忘れる、時間を無駄にすることが多いです。
悪気はないですが、期限という基準にストレスがあります。
縛られる感覚が苦手で自由に生きたい傾向があります。
学習意欲が低い
新しいスキルや知識を学ぼうとする意欲が低く、成長しようとしない傾向があります。
会社や上司から指示されたことには興味が薄い傾向があり、自分の興味があることは積極的になります。
成長やスキルアップよりも今を楽しみたいタイプです。
自分のミスを認めない
間違いや失敗を認めず、改善しようとしない態度が見られます。
自分の責任になることを嫌い、自由を好みます。
束縛に感じることが嫌で、都合の悪いことはスルーしがちです。
フィードバックに対する反応が悪い
建設的な批判やアドバイスを受け入れず、自己改善に努めないことがあります。
自分のペースを保ち、周りの意見は二の次の傾向があります。
フィードバックも自分がやりたければやる、くらいの認識です。
仕事がいい加減な人の考え方
「これくらいでいいだろう」という思考
完璧さや高品質を求めるよりも、最低限の基準を満たせば良いと考えることが多いです。
多少のクレームや怒られることをあまり気にしない傾向性があります。
顧客目線ではなく、自分の視点を重視しています。
短期的な視点
長期的な影響や結果を考えず、目先の利益や楽さを優先する傾向があります。
スケジュールや段取る感覚が薄く、今がよければいいという感覚が強いです。
先のことまでリアルに考えることが苦手とも言えます。
責任回避の思考
失敗や問題が起きた場合、自分の責任を回避しようとする意識が強く、「誰かのせい」や「外的要因のせい」にすることが多いです。
責任を負うことを嫌い、自分が仕事のメインになることを避けたがります。
「面倒くさい」という思考
面倒な作業や細かい手間を避けるため、手抜きをしたり、やりやすい方法を選んだりします。
適切な手順を踏まずに作業を進めてしまい、余計に面倒なことになったり時間がかかることもあります。
フィードバックに対する防衛的態度
他人からの批判やフィードバックを受け入れず、自分の方法が正しいと主張することがあります。
批判を個人攻撃と捉えることもあり、自分を護るために反応的になり、相手の意見を無視しがちです。
成長や改善に対する無関心
自分のスキルや仕事の質を向上させる意欲が低く、新しい知識や技術を学ぶことに対して消極的です。
仕事の成果よりも自分の楽しみや自由を優先する傾向があり、本人として幸せに生きているとも言えます。
他者への依存
自分の仕事に対する責任感が薄く、他人に頼ることが多いです。
自分で解決する努力をせず、他人に解決を任せることがあります。
何とかなるだろうという発想が強く、それが責任感の低下や他社への依存に繋がります。
自己中心的な視点
チームや会社全体の利益よりも、自分自身の楽さや利益を優先する傾向があります。
自分の快適さを最優先に考えることが多いです。
本人は幸せそうですが、周りは大変ということも少なくはありません。
いい加減でも仕事ができるのはなぜ?
基本的なスキルや知識が高い
経験値や能力が高く、最小限の努力でも十分な成果を出せることがあります。
経験や知識が豊富で、効率よく仕事を進める術を知っているタイプです。
要領が良い
効率的な方法を見つけるのが得意で、短時間で重要な部分をおさえて仕事をこなすことができます。
無駄や効果の薄い作業を省き、重要な部分に集中する能力が高いです。
100点を目指さないで最低限求められるレベルを意識して仕事をしています。
人脈やサポート体制が強い
周囲のサポートや人脈を活用し、自分一人で全てをこなすのではなく、他人の力をうまく借りることができます。
信頼できるチームメンバーや同僚の協力を得るのが上手です。
チームとして仕事をこなすことを意識しており、俯瞰して物事を客観視し、有効な一手を考えるのが得意です。
適切なリソース管理が得意
資源(時間、人材、資金など)を適切に配分し、効果的に活用することができます。
必要なリソースを見極め、効率的に運用する能力があるため、少ない手間で成果を出せます。
完璧を基準にせず、適切な結果を的確に把握しているのも特徴です。
優先順位の判断力
どの仕事が最も重要であり、どの部分が手を抜けるかを的確に判断できるため、最小限の努力で最大の効果を引き出すことができます。
優先順位を適切に設定することが得意です。
楽することを良しとして、そのための努力は惜しみません。
直感的な問題解決能力
経験や知識からくる直感を活用して、迅速かつ効果的に問題を解決できることがあります。
問題を早期に発見し、適切な対策を講じる能力が高いです。
また、論理的な思考に頼りすぎず、感覚的によいと思う選択をするのが得意です。
いい加減な人と上手く付き合う5つの方法
相手に期待しすぎない
その人の仕事のスタイルや能力を理解し、現実的な期待を持つことが重要です。
過剰な期待を持たないことで、自分自身のストレスを減らすことができます。
もちろん、それ相応の評価になりますね。
明確な指示と目標設定
具体的で明確な指示や目標を設定することで、仕事の基準や期待する成果を伝えやすくなります。
面倒でも曖昧な指示は避け、具体的なタスクや締め切りを設定しましょう。
そして、毎日進捗の確認を行うことで結果へのブレを日々補正できます。
あくまで結果を重視する手段なので、相手を下に見たり否定するのは避けましょう。
そういう意識って、相手に伝わりますからね。笑
コミュニケーションの頻度を上げる
相手を肯定し、頻繁なコミュニケーションを行なうことで、ズレや認識の違いを防ぐことができます。
問題や疑問があれば、早期に話し合い、解決策を見つけることが重要です。
また、相手のやり方とこちらのニーズにギャップがある場合も、早期に発見して対処が可能になります。
役割と責任の明確化
役割や責任を明確にすることで、誰が何をすべきかを明確にし、仕事の分担を効果的に行うことができます。
責任の役割りや責任、期限を明確にすることで、いい加減な行動を減らすことが期待できます。
より具体的な内容を相手に伝えるようにしましょう。
相手の特性を活かす
その人の強みや弱みを理解し、柔軟に対応することが重要です。
必要に応じて仕事の内容ややり方を見直し、ストレスを少なく効率的に仕事を進める方法を見つけましょう。
完璧には無理ですが、少しでも適材適所を心がけてみましょう。
いい加減な人を改善する6つの取り組み
問題点の認識を共有する
まず、その人に仕事の問題点を認識してもらい、共通の理解を持つことが重要です。
具体的な事例やデータを用いて、なぜ改善が必要なのかを説明します。
ここで大事なのは、相手を責めたり否定しないことです。
具体的な事実を基に責められると相手は堪えますからね。笑
明確な目標を設定する
具体的で達成可能な目標を設定し、その進捗を定期的に確認します。
目標は短期的なものと長期的なものを組み合わせ、段階的に達成できるようにします。
これにより早い段階で仕事の不備やズレを認識することができ、補正がしやすくなります。
日々の進捗確認
毎日、作業の進捗確認を行い、必要に応じてフィードバックをします。
ポジティブなフィードバックと建設的な指摘をバランスよく行い、改善点を具体的に指摘します。
あくまで相手を否定するのではなく、仕事の成果にフォーカスしてフィードバックを心がけましょう。
トレーニングとサポート
必要なスキルや知識を身につけるための機会を提供するのも効果的です。
成長の機会をこちらが提供する訳です。
これにより相手の知識やスキルが向上すれば、こちらが求める作業を面倒に感じることも減りますね。
モチベーションの向上
その人のモチベーションを高める方法を見つけ、仕事への取り組み方を改善することを目指しましょう。
褒める、認めるなど、モチベーションを高める要素を取り入れることが効果的です。
自由や楽さが好む傾向があるので、ある仕事をこなせば多少の期間に余裕のある仕事を振るなども効果的ですね。
責任の明確化
具体的な役割と責任を明確にし、自分の仕事に対する責任感を持たせます。
責任の範疇を明確にすることで、自分の言動に対する意識を高めることができます。
期限やこちらが求める目標も伝えておくと、更に有効ですね。
いい加減な人にイライラしない6つの心理的な方法
相手と適切な距離を取る
邪魔をしてくる人との距離の取り方を工夫することで、イライラを軽減することができます。
必要以上に近づかず、適度な物理的距離を保つことが効果的ですね。
また、心理的な距離間も大切です。相手の言ったことを鵜呑みにせず適度に距離を保つことで、客観的で冷静な対応が可能になります。
心理的な距離感は慣れるまで感覚的に難しい感じがするかもしれませんが、10メートル先の人と話している感じだったり、全く関心のない人と話している感覚が近いと思います。
さらに、コミュニケーションの頻度を調整することも有効です。
必要なときだけ接触し、無理に関わろうとしないことも効果的ですね。
このように、距離の取り方を意識することで、イライラを軽減することができます。
完璧主義を手放す
完璧主義を緩めるには、自分自身の長所も短所も受け入れることが有効です。
完璧ではない自分にOKを出すことで、頑張りすぎをコントロールしやすくなります。
誰であっても良い部分ばかりという人はいないでしょうからね。
人と接することが得意な人は一人でコツコツ資料を作る作業が苦手なことも多いと思います。
人には向き不向きがあるのが通常ですからね。
でも、無意識的に全てができる人になろうと頑張ってしまいがちです。
私も完璧を目指していた時期がありましたが、やればやるほど自分のダメな部分を知ることになりました。笑
なので、今ここにいる自分自身を少しずつ受け入れていきましょう。
良いも悪いも含めて、自分が好きになっていくと思いますよ。
コントロールしたい気持を手放す
誰でも状況や相手をコントロールしたい気持はあります。
いい加減な人をみると、ついその欲求が刺激されやすくなります。
自分の都合の良いように相手が変わるといいのですが、その想いが強いとイライラしやすくなります。
自分は変えることができあすが、人は変えることができません。
できることは変かを促すサポートくらいですね。
私はカウンセラーをしているので、ついクライアントの変化を求めてしまいがちですが、相手をコントロールできないと日々感じます。笑
結果にこだわりすぎないで、心に余裕を持って接してみましょう。
リフレーミングを活用する
仕事がいい加減な人には、リフレーミングを活用すると効果的です。
リフレーミングとは、物事を別の視点から見直すことで、新たな理解や発見を得る手法です。
まず、問題や状況を客観的に捉えることが大切です。
自分の固定観念や先入観を一旦脇に置き、他の視点から見てみましょう。
いい加減な方がストレスも少ないでしょうし、リラックスして仕事をしやすくなるなどのメリットを考えてみると、いい加減な人を受け入れやすくなります。
また、相手への設定を変えてみることでイライラしにくくなることも可能です。
例えば、相手を「ネタとしていい加減に振る舞っている人」というフレームで見てみたり、「コントの一場面」として見てみると、状況や相手を客観視しやすくなり、ちょっと笑えてくるかもしれません。笑
このように相手の想定を変えるリフレーミングは面白い設定、笑える設定にするのが有効です。
ちょっとした選択や出来事でも、日々リフレーミングを実践することで、柔軟な思考が養われ、許容量が向上します。
リフレーミングのトレーニングとしては、いつも「選択肢を3つ考える」ようにしましょう。
いつも選択肢を複数考える癖をつけることで、柔軟に物事に対処しやすくなります。
これらの方法を使って、イライラする状況を減らしていきましょう。
感情に振り回されないトレーニングをする
感情は感じないと溜まっていきます。ほんとに困った性質ですね、、笑
だから、イライラを抑圧していると逆にイライラしやすくなったり、自分でもびっくりするくらいキレてしまうこともあります。
逆に言えばイライラを感じれば解消されていくとも言えます。
とはいえ、イライラなどのネガティブな感情は誰でも感じたくないものです。
一般的には感情を感じることは慣れていないので、少しずつトレーニングするのがオススメです。
トレーニングはやったらその分だけイライラに対する耐性が上がり、振り回されにくくなります。
イライラに対する筋力がアップするイメージですね。
方法は以下の動画でも紹介していますので、ご覧いただければと思います。
インナーチャイルドを見つめる
子供の頃に適当に勉強したり、適当に返事をすると、周りからはしつけとして叱られたりします。
子供ってそんなものだと思いますが、親のタイプによっては大人のような対応を求める人もいますよね。
もちろん子供のためと思っての言動ですが、子供の頃はそんな親の心理は分かりません。笑
なので、親から叱られて「自分がダメなことをした」と感じ、傷付くこともあります。
親に怒られるのって、子供からしたら結構なインパクトですからね。
その時に出来た心の傷や満たされなかった欲求は、インナーチャイルドと呼ばれています。
インナーチャイルドは1度傷ついたらずっと潜在意識に残り続ける性質があります。ほんとに困ったものです。
このインナーチャイルドの蓄積は成人になるまでまで続くと言われており、大人になっても影響を与えます。
具体的には、「適当やいい加減な言動はよくない!」という固定観念が強化されて、疲れてしんどい時でも過剰に仕事を頑張ってしまったり、いい加減な人とみると反応してイライラしやすくなります。
自分ではそんな気はないのですが、このような幼少期の体験が自分の中の価値観、固定観念を作っています。
このメカニズムを知らないと、毎日頑張りすぎたり、イライラが日常的に発生しやすくなります。
このように、自分の判断や選択、思考パターンは子供の頃のインナーチャイルドが原因で出来ているといっても過言ではありません。
なので、イライラが出たときには、「どんなインナーチャイルドがあるんだろう?」と意識を向けてみてください。
「子供の頃に親に適当に返事をして怒られたのが嫌だったのか。」と気づければ、過去の出来事に反応しているだけと分かり、現在の自分と切り離されてさほどイライラしなくなります。
さらに子供の頃の傷ついた経験を振り返ってクリアリングしていけば、イライラやネガティブな思考や発想がもっと減っていき、自然とポジティブな発想で人生を生きやすくなります。
イライラやネガティブな発想が多い人も改善の余地はたくさんあるので、人生をより幸せなものにしていきましょう。
まとめ
今回はいい加減な人の特徴や対処法をご紹介しました。
仕事が適当な人は周りが迷惑することも多いので、適切に対応したいですね。
でも、イライラするかどうかは自分の心の反応で起きます。
イライラしないで、客観的に相手に改善を促すことができれば理想でしょう。
現実的な対処を実戦しつつ、自分の心理的な部分も改善することイライラに対して相乗効果が望めます。
一気に変わるのは難しいので、日々コツコツチャレンジして、イライラに振り回されないで人生を楽しむことに使いましょう。