いつも相手に反発してしまう!反応的な言動の原因と本質的な対処法

    ITエンジニアのイライラ改善をサポートしている感情カウンセラーの山田純平です。

    仕事をしていると設計書やプログラムのレビューなど日々の作業で相手から指摘やツッコミを受けると、つい反発してしまうことってありますよね。

    自分ではそんな気はないのに、ついカッとなってしまい、どうにかして自分が正しいと主張したり、高圧的になってうざい!という反発がでてしまう、、私も苦い経験がたくさんありました。笑

    でも、自分で制御する前に反発が出てしまうので、当時はどのように対処していいか分かりませんでした。

    いつも反発が出てしまう度に自己嫌悪になり、自分はダメなエンジニアだ。というネガティブに苛まれていました。

    人間には自尊心があり、劣等感や自己否定感を感じたくないので仕方がないのかもしれません。

    今回はつい反発してしまう時の対処法を改善法をご紹介します。

    相手とは良い関係性を保って、楽しく仕事をしたいですね。

    この記事の目次

    つい相手に反発してしまう5つの原因

    仕事に自信がない

    仕事や作業結果に自信がないこともありますよね。

    いつも完璧!なんて人はほぼいないでしょう。笑

    なので、自分でも「大丈夫かなぁ~」と思っている資料をレビューすることもあると思います。

    そんな時に資料を指摘されると、自信のなさを認めきれずに相手に反発してしまうことがあります。

    「うるさい、ほっといて!」という感じですね。笑

    完璧な自信があることのほうが少いので、自分としては70点でも合格にしたいですね。

    間違いを認めたくない

    ミスや間違いを突っ込まれると、つい反発してしまいますよね。

    自分で気づいていた箇所ならなおさらだと思います。

    相手は単に資料など仕事の成果を指摘しているだけだと思いますが、自分のことを責められていると感じることが通常だと思います。

    これは自分の仕事の結果と自分の存在価値がくっついているために起こります。

    「自分がやったこと=自分そのもの」と無意識に思い込んでしまっている感じです。

    あくまで仕事の結果は、部分的なことで自分自身の評価とは違うことを理解したいですね。

    ミスはよくないという思い込み

    ミスや間違いをすると悪いことをした感じがするかもしれません。

    やってはいけないダメな行為のような感じもありますね。

    確かにミスや間違いはないほうが良いですが、人間はそんなに完璧にはできていません。

    でも、心のどこかで完璧を求めてしまう生き物なのかもしれませんね。

    ただ、新しいことにチャレンジすれば、失敗するのは当然です。

    失敗をするからこそ改善点に気づいて、より良いものが生まれます。

    ミスがないということは、今まで出来ていることしかやっていないとも言えますね。

    怒られたくない想い

    怒られるのが好きな人はいないと思います。私も嫌ですね~。笑

    一般的は幼少期に親から怒られたと感じる経験が最初だと思います。

    大好きな親から怒られると、特に悪いことをした感じがしてしまい、傷ついてしまいます。

    この傷ついた経験はインナーチャイルドと呼ばれており、時間が立つと忘れてしまいますが、心に蓄積していきます。

    だから、自分では自覚がないまま、過去の傷ついた経験が顔を出して「怒られたくない!」という想いを呼び起こします。

    厄介ですね、感情と心の仕組みって、、笑

    なので、過去の経験が反応しているだけと割り切るのも1つの方法だと思います。

    自分を認めてほしい

    自分のことを認めてほしい想いは、小さな頃から誰にでもあると思います。

    褒めてほしい想いも同じくです。

    特に子供の頃は親に認めてもらうとめちゃ嬉しいですよね。

    その認めてほしい想いが大人になっても残っています。

    だから、相手に指摘されて自分のことを認めてもらえないと、ダメ出しされているように感じ、反発してしまいます。

    認めてほしい想いは誰にでもありますが、自分の出来ていることもたくさんあるので、そこを認めていきたいですね。

    相手に反発してしまう時の対処法

    ゆっくり深い呼吸をする

    まずはゆっくりと深呼吸をして、心を落ち着かせましょう。

    感情的になったまま対応すると、適切な指導ができなくなる可能性が上ります。

    簡単ですが、効果的な方法です。

    8秒吐いて8秒吸う。

    この単純なことをくり返すだけで感情は落ち着いてきますので、ぜひ試してみてください。

    反発するデメリットを書き出す

    つい相手に反発してしまうことがありますが、程度によっては人間関係に悪影響が出ます。

    すぐに謝罪すれば影響は薄くなりますが、人間そう簡単にはいかないこともあります。

    特に自分の立ち場が上の場合はそうなりやすいですね。私がそうでしたね。笑

    反発が強いと相手から話しかけられにくくなったり、相手も恐る恐る話すようになったり、評価が下がったりしました、、

    つい出てしまう反発ですが、デメリットが大きいと納得できると、意識でのコントロールがしやすくなります。

    本質的に反発がでなくなる訳ではありませんが、現実的な悪影響は減らすことができます。

    ですので、つい反発してしまうデメリットを書き出してみましょう。

    辛い感じのワークになるかもしれませんが、やる価値はあると思いますよ。

    ミスや失敗のメリットを書き出す

    ミスや失敗をすると自分がダメなことをした感じがして、否定的になることがあります。

    誰でもミスや失敗はしたくないですからね。

    でも、新しい仕事や人付き合いをする場合、うまくいかないことがあるのが通常です。

    初めてのことでも全部完璧にできます!という人はほぼいないでしょうからね。

    一般的には失敗して成長していくものなので、ミスや失敗をしないということは成長していないという見方もできますね。

    同じ失敗を何度も繰り返すのは学んでいないことになりますが、未経験のことは失敗してなんぼ!です。

    ミスや失敗に対するネガティブな発想を切り替えて、自分を成長させていくために必要な工程として受け入れていきたいですね。

    完璧主義を緩める

    完璧主義が強いと自分の言動や成果に厳しくなります。

    結果、「指摘されるのは完璧ではない。」という発想になりやすくなります。

    なので、相手の言動に反発しやすいのであれば、完璧を求める理由を考えてみるのがオススメです。

    「ミスや失敗を指摘されて何が嫌なのか?」をという視点で紙に書き出してみましょう。

    完璧主義は自分では当たり前になっていることが通常なので、それを明確にするのが大事なんですね。

    「あ!こんなにこだわっていたのか。」と思えることが出てきたらいい感じです。

    完璧を求めたい事象が明確になったら、必要以上のハードルを求めず、適当くらいの感覚で仕事をしてみましょう。

    「何だ大した問題ないじゃないな。」と思えることが増えていくと、完璧主義も緩んでいきますよ。

    怒られた過去を思い返す

    過去に怒られた経験は誰にでもあると思います。

    その時の経験を潜在意識が覚えていて、無意識的に怒られるのを避けたい言動を生み出します。

    過去の経験を覚えていることで、これからの人生に同じことをくり返さないようにする人間の仕組みなんだと思います。

    なので、過去の怒られた経験や、傷ついた経験がベースになって生きているとも言えます。

    だから、無意識的な反発を減らすために、あえて過去の怒られた経験、失敗した経験、ミスした経験を思い返すことが効果的です。

    思い返したときに湧き上がってくる感情を感じることで、過去の傷ついた想いをクリアリングすることができるんですね。

    怒られたことなんて思い返したくない!という人がほとんどだと思いますが、その時の感情や否定感が潜在意識に蓄積しているので、それをクリアにするために効果的な方法になります。

    過去の感情をクリアリングする方法は以下の動画で紹介しているので、ぜひ試してみてください。

    まとめ

    仕事をしているとアドバイスや指摘をもらうことがあります。

    でも、素直にそれを受け取れずに反発してしまうこともあると思います。だって人間だもの。笑

    ただ、過剰な反発は人間関係を悪くしてしまい、自己嫌悪にもなります。

    これは人生を楽しみ幸せに生きるために邪魔になります。

    ミスや失敗がするのが人間で完璧ではないことを受け入れて、客観的に相手の言動を受け取りたいですね。

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