みなさん、こんにちは。ITエンジンのイライラ改善をサポートしている感情カウンセラーの山田純平です。
仕事をしていると自分で決められない人っていますよね。
決断できる人からしたら「なんでそんなことが決められないの?」と感じるかもしれません。
でも、本人はわざとそうしている訳ではありません。
自分で優柔不断をコントロールできていないことが通常ですが、そうなるにはちゃんと原因があります。
この記事では、優柔不断になる原因と対処法をご紹介します。
優柔不断な人の8つの特徴
決断ができない、決断に時間がかかる
優柔不断な人は自分で決めることができなかったり、決めるまでに時間がかかります。
大きな決断や重要な選択でない場合でも迷ってしまいがちですね。
ランチのメニュー程度でも決めるのが遅いこともよくあります。
そういう場合は、選択肢の少ないお店に行くほうがいいかもしれませんね。
不安で自主的に行動できない
団体行動では特にそうですが、自分で主体的にこれをしよう。という行動ができない傾向があります。
自分で決めて行動すると、もしそれが想定と違った場合に嫌な気分になりますからね。
誰かについていくのは自分で選択しなくていいので得意かもしれません。
過去の出来事に囚われやすい
過去に自分で何かを決めたり選択した際に、失敗したり、ミスしたり、恥をかいたり、怒られたりするとそれが記憶や潜在意識に残ります。
過去のことって意外と覚えていますよね。
そのインパクトが大きいほど決断がしにくくなってしまいます。
周りの意見に左右されやすい
優柔不断な人は周りの意見をよく聞き、それに左右されやすいのが特徴です。
周りの意見がたくさん出れば出るだけ決めれなくなります。
良かれと思った提案や選択肢が、相手にとっては混乱の元になることもありますね。
自分の意見を言えない
自分の意見や自分に自信が持てないので、自分から意見を言うことが少ないです。
打合せなどで意見を求められても他の人同じことを言ったり、特に意見はないです。という返答になることもあります。
なので、基本的に当たり障りない意見を言うことが多いと思います。
様々なことが気になる
周りの目や意見が気になることはもちろん、他にも様々なことに意識が向き、何にでも気になる傾向があります。
そこまで考えなくてもいいのでは?ということまで気にしてしまうことも多いと思います。
できるだけ安全で安心な選択をしたいので、情報を多く得てしまうのでしょう。
自分に自信が持てない
常に自分に自信がない言動が特徴です。
どうしたい?何がいい?などの質問は苦手で、聞かれてもあいまいな回答をしがちです。
正解や正しいと思えることでないと、不安になってしまいます。
リスクを避ける
リクスと感じることは避けて選択しない傾向性があります。
自分が感じるスクなので、小さなことでも避けがちです。
ちょっとしたミスや間違いもしないように行動しやすくなります。
優柔不断になる心理的な原因
ミスや失敗が怖い
優柔不断な人はミスや失敗を極度に気にする傾向があります。
生きる目的や最優先事項がミスや失敗をしないことになっているかもしれませんね。
ちょっとしたことでもミスや失敗は怖いものと感じているので、どうしても無難で安全な選択をしようと考えてしまいます。
怒られたくない
誰でも怒られたくないものです。
なので、優柔不断な人は特に無意識的に怒られないように行動していることがあります。
過剰に相手の言動が気になってしまうのも怒られないようにするためですね。
周りの評価が気になる
過剰に周りの目や評価が気になるのも特徴です。
評価が下ったり、嫌われたり、間違いを指摘されるのは避けたい事であり、自分で意見を言ったり自分から選択をするのが怖いと感じます。
結果、優柔不断な対応や無難な言動になります。
過去の傷ついた経験
幼少期の経験は強く覚えているものです。子どもの頃は感性も豊かで、心も純粋ですからね。
その時の傷ついた経験や記憶は忘れていても、潜在意識には蓄積されています。
これはインナーチャイルドと呼ばれています。
これが大人になっても反応してしまい、傷つかないことを最優先してしまいます。
なので、どうしても安全、安心、安定を求めて優柔不断になりがちです。
優柔不断な人にイライラしない6つの方法
選択肢を提示する
相手が優柔不断なのであれば、2,3個の選択肢を提示して選ばせるようにするのがオススメです。
どうしたい?どうするのがいいと思う?という聞き方をすると選択肢が多すぎて決めれませんからね。
選択肢も自分で考えてくれよ。と思うかもしれませんが、相手のためにも自分のためにもプラスになると思いますよ。
期待をしない
相手の行動や結果に過度に期待をしないのも有効です。
さっさと決めてくれ!と思うかもしれませんが、子供と接する親のイメージがいいですね。
子供には過剰に結果を求めないですからね。
でも、それくらいの意識でないと、優柔不断な人にはイライラしていします。
期限を決める
優柔不断な人には明確に期限を決めるのが有効です。
期限はあまり先に伸ばさず、できるだけ直近のほうが相手が決めやすくなります。
プレッシャーにしすぎると良くないですが、適度に縛りを設けることで相手が行動しやすくなります。
相手と適切な距離を取る
優柔不断な人との距離の取り方を工夫することで、イライラを軽減することができます。
必要以上に近づかず、適度な物理的距離を保つことが効果的です。
また、心理的な距離も大切です。相手の言動に同調しないで、適度に心理的な距離を置くことで、客観的で冷静な対応が可能になります。
心理的な距離感は慣れるまで感覚的に難しい感じがするかもしれませんが、10メートル先の人と話している感じだったり、全く関心のない人と話している感覚が近いと思います。
このように、距離の取り方を意識することで、イライラを軽減することができます。
リフレーミングを活用する
優柔不断な相手には、リフレーミングを活用すると効果的です。
リフレーミングとは、物事を別の視点から見直すことで、新たな理解や発見を得る手法です。
まず、自分の固定観念や先入観を一旦脇に置き、他の視点から見てみましょう。
相手を一人前の大人としてみていたり、ちゃんと仕事をする人。というフレームで見ていると、優柔不断な言動でイライラしてしまいます。笑
なので、視点を変えて「小さな子供」というフレームで見たり、「残念な社会人」というフレームで相手を見てみると、優柔不断な言動も許しやすくなります。
このような相手のフレームを変えるリフレーミングは面白い設定、笑える設定にするのが有効です。
リフレーミングのトレーニングとしては、いつも「選択肢を3つ考える」ようにしましょう。
いつも選択肢を複数考える癖をつけることで、柔軟に物事に対処しやすくなります。
これらの方法を使って、イライラする状況を減らしていきましょう。
イライラを感じていく
感情は感じないと溜まっていきます。困った性質ですね、、笑
だから、イライラを抑圧しているとイライラが激しくなったり、自分でもびっくりするくらいキレてしまうこともあります。
逆に言えば、感じることで解消されていくとも言えます。
とはいえ、イライラなどの感情は感じたくないものです。
一般的に子供の頃から感情を感じることは慣れていないので、少しずつトレーニングするのがオススメです。
トレーニングをしたらその分だけイライラに対する耐性が上がり、感情に振り回されにくくなります。
イライラに対する筋力がアップするイメージですね。
方法は以下の動画でも紹介していますので、ご覧いただければと思います。
まとめ
誰でも優柔不断な人をみるとイライラすることがあると思います。
優柔不断になるにはそれなりの原因があるので、これを理解できると相手を受け入れやすくなります。
また、相手への対応方法や自分のイライラを感じることでイライラしにくくなったり、イライラが軽くなっていきます。
感情って不思議ですね。
今回ご紹介した様々な方法を活用して、イライラしない人生を楽しみたいですね。
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