みなさん、こんにちは。ITエンジンのイライラ改善をサポートしている感情カウンセラーの山田純平です。
仕事に集中しているときに邪魔が入るといらいらしますよね。
でも、イライラしていると相手の話しを冷静に聞きにくく、イライラを相手にぶつけてしまうこともあります。
大阪でシステムエンジニアをしていた頃の私はそれが通常でしたね。笑
そうなると相手との関係性も悪くなり、仕事もやりにくくなります。
この記事では、仕事の邪魔のイライラをうまく付き合う方法をご紹介します。
邪魔されるとイライラする原因
仕事が中断される
仕事中に集中している時に相談や作業指示がくると、自分の作業が中断されてしまいます。
仕事は中断すると効率が悪くなりますし、再開した時に同じような集中力になれないことも多いと思います。
だから「俺の邪魔をするな!」とイライラしやすくなるのは自然なことですね。
自分のペースで仕事ができない
自分がやりやすいペースって大事ですよね。
ただ、横から邪魔が入るとそのペースが崩れていきます。
そうなると作業効率も落ちますし、品質にも影響してくるでしょう。
自分の思った通りに行かないこともあるのが人生かもしれませんが、イライラの発生源にもなります。
時間に余裕がない
仕事が忙しかったり、時間に余裕がない時は心に余裕がなくなってきます。
そんな時に邪魔が入るとイライラしてしまいますよね。
現代の人はやることが多く、時間に余裕がない人もたくさんいると感じます。
すぐに対処する必要がない場合は、邪魔な対応は後回しにしたいですね。
周りに邪魔されない方法
◯☓プレートを活用する
仕事中に◯・☓が書かれたプレートを用意して立てかけておくことで、話しかけてよいか、ダメかを周りに伝えることで、無駄に邪魔が入りにくくなります。
事前にプレートの意味は周りに伝えておき、仕事に集中する重要性やメリットも相手と共有できるといいですね。
お互いの時間を尊重しつつ、緊急の場合はコミュニケーションできる関係作りはとても大事だと思います。
自分のわがままと思わずに、素直に周りに相談してみるといいと思いますよ。
チャットやメール通知をオフにする
仕事だけでなくプライベートのスマホもメールやLINEの通知をONにしていると、気になってしまうものです。
どうしても緊急で出ないといけない状況はかなり少ないと思いますが、反応的に見てしまいますよね。笑
そうなると作業が中断されてしまいます。
また、仕事のチャットやメールはすぐに返さないといけない訳ではないので、自分のペースや優先順位に基づいてで返信するのが有益です。
在宅勤務をしていると、すぐにチャットを返さないとサボっていると思われる不安もあるかもしれませんね。
でも、自分のやるべき作業の優先順で対応しているのであれば、それほど大きな問題にはならないと思います。
相手の評価や反応、嫌われないかな、という気持もでてきますが、周りに左右されすぎないようマイペースでいきましょう。
明るい声で対応する
仕事の邪魔が入るとイライラして雑な対応をしてしまいがちですが、それだと相手も不快になりイライラのぶつけ合いにもなりかねません。
なので、まずは明るい声で返事をするのは大事です。
相手にこちらの都合を考慮してもらうためにも有効だと思いますね。
相手が仕事の依頼をしたり、相談をするのは自由ですし、自分がそれを受けるのも断るのも基本的には自由です。
無理に相手の都合に合わせる必要もないので、まずは好印象を与えることは幸せに生きるための第一歩ですね。
マイペースのキャラを通す
仕事をしているとマイペースの人っていますよね。
もちろん、その人は悪気があるわけではありません。
周りも「あの人はマイペースな人なんだ。」と思うようになり、認知されていきます。
なので、いつでも相手に合わせて対処してしまう人は、マイペースキャラを作っていくのも一案です。
頼んだらすぐに対応してくる人は、相手にとって都合がいいですが、対応する側は大変です。
自分のペースや幸せも考慮して、うまく仕事を邪魔する人たちと付き合っていきたいですね。
イライラした時の対処法
ゆっくりと深い呼吸をする
椅子に座り、目を閉じてリラックスしましょう。
その後は「8秒吸って8秒吐く呼吸」を5分間ゆっくりと続けるだけで、心がすっきり整ってきます。
この時は仕事のことは忘れるのがポイントです。 可能であれば、何も考えないほうが理想ですね。
ぼーっと何もしない時間が脳や心に栄養を与えてくれますよ。
呼吸はシンプルすぎてあまり実践されていない気がしますが、かなり効果的です。
ゆっくり水を飲む
ゆっくり水を飲む水を飲むことで心を落ち着けてくれます。
実は感情のエネルギーは水で流されやすいんです。
だから、イライラしている時は意識的に水を飲むようにすると良いですよ。
周りを散歩をする
ゆっくりとした散歩は、手軽にリフレッシュできる効果的な方法です。
オフィスや家の近くの公園など、緑の多い場所を歩くことで、心が落ち着き、ストレスが軽減されます。
また、歩きながら深い呼吸をすることで、新鮮な空気を取り入れ、頭の中をクリアにすることができます。
特に、仕事の合間に散歩の時間を取り入れると、気分転換ができ、作業効率も上がります。
忙しい毎日の中でも、10分程度の散歩時間を確保してみてください。
相手の立場で考える
急に仕事を振られたり、相談をもちかけられると自分のが作業が中断してしまいますが、相手の都合や立場も無視はできません。
相手も嫌がらせで急に仕事を振っている訳ではないでしょうからね。
そんな時は、まず相手の立場に立って考えみると新たな視点を持つことができます。
相手の立ち場や状況、考え方や視点を理解しましょう。
相手を理解できればできるほど、それほど急ぎではないな。ということも分かるようになってきます。
そうなると、相手に合わせて急ぐ必要もなく、自分のペースを大事にできますよ。
相手と適切な距離を取る
邪魔をしてくる人との距離の取り方を工夫することで、イライラを軽減することができます。
必要以上に近づかず、適度な物理的距離を保つことが効果的ですね。
また、心理的な距離間も大切です。相手の言ったことを鵜呑みにせず適度に距離を保つことで、客観的で冷静な対応が可能になります。
心理的な距離感は慣れるまで感覚的に難しい感じがするかもしれませんが、10メートル先の人と話している感じだったり、全く関心のない人と話している感覚が近いと思います。
さらに、コミュニケーションの頻度を調整することも有効です。
必要なときだけ接触し、無理に関わろうとしないことも効果的ですね。
このように、距離の取り方を意識することで、イライラを軽減することができます。
長期的なイライラ改善について
リフレーミングを活用する
仕事の邪魔をする相手には、リフレーミングを活用すると効果的です。
リフレーミングとは、物事を別の視点から見直すことで、新たな理解や発見を得る手法です。
まず、問題や状況を客観的に捉えることが大切です。
自分の固定観念や先入観を一旦脇に置き、他の視点から見てみましょう。
相手が上司であれば、さらに上役から指示されたことかもしれないですし、会社の決まりで仕方がなく言っていることもありますよね。きっと。笑
また、相手への設定を変えてみることでイライラしにくくなることも可能です。
例えば、上司が急に仕事を振ってきたのであれば、ウザい感じがするかもしれませんが、上司は実は「おネエ」で、家に帰ったら「やっだ~。」とか言っている想定を相手に当てはめてみると、邪魔してきてもちょっと笑えてきます。笑
このような相手の想定を変えるリフレーミングは面白い設定、笑える設定にするのが有効です。
さらに、質問を通じてリフレーミングを促進することも効果的です。
「もし振られた仕事を断ったら、どうなるだろう?」といった質問をすることで、新しい視点や発想、気づきを得ることができます。
ちょっとした選択や出来事でも、日々リフレーミングを実践することで、柔軟な思考が養われ、理解力が向上します。
リフレーミングのトレーニングとしては、いつも「選択肢を3つ考える」ようにしましょう。
いつも選択肢を複数考える癖をつけることで、柔軟に物事に対処しやすくなります。
これらの方法を使って、イライラする状況を減らしていきましょう。
感情に振り回されないトレーニングをする
感情は感じないと溜まっていきます。ほんとに困った性質ですね、、笑
だから、イライラを抑圧していると逆にイライラしやすくなったり、自分でもびっくりするくらいキレてしまうこともあります。
逆に言えばイライラを感じれば解消されていくとも言えます。
とはいえ、イライラなどのネガティブな感情は誰でも感じたくないものです。
一般的には感情を感じることは慣れていないので、少しずつトレーニングするのがオススメです。
トレーニングはやったらその分だけイライラに対する耐性が上がり、振り回されにくくなります。
イライラに対する筋力がアップするイメージですね。
方法は以下の動画でも紹介していますので、ご覧いただければと思います。
インナーチャイルドを見つめる
子供の頃に好きなことをして遊んでいるときに邪魔がはいるとムッとしたり、イライラしますよね。
小さな頃は自分に素直ですからね。ただ、周りからは、しつけとして叱られたりします。
その時に出来た心の傷や満たされなかった欲求は、インナーチャイルドと呼ばれています。
インナーチャイルドは1度傷ついたらずっと潜在意識に残り続ける性質があります。ほんとに困ったものです。
このインナーチャイルドの蓄積は成人になるまでまで続くと言われており、大人になっても影響を与えます。
具体的には、仕事がうまくいかなかったり、邪魔が入ったり、都合の悪いことが起きると不安になり、それが許容量を超えるとイライラしやすくなります。
不安を感じたくないのでイライラしてしまう感じですね。
このメカニズムを知らないと、邪魔する相手を悪い奴と判断したり、イライラが日常的に発生しやすくなります。
このように、自分の判断や選択、思考パターンは子供の頃のインナーチャイルドが原因で出来ているといっても過言ではありません。
なので、イライラが出たときには、「どんなインナーチャイルドがあるんだろう?」と意識を向けてみてください。
「子供の頃に遊びを邪魔されて、やりたかったことが中断されたのが嫌だったのか。」と気づければ、さほどイライラしなくなり、「まずは相手の話を聞いてみよう。」という心持ちになりやすいイメージです。
さらに子供の頃の傷ついた経験を振り返ってクリアリングしていけば、ネガティブな思考や発想がもっと減っていき、ポジティブな発想で人生を生きやすくなります。
イライラやネガティブな思考が強い人も改善の余地はたくさんあるので、人生をより幸せなものにしていきましょう。
まとめ
今回は仕事で邪魔が入った時のイライラ対処についてご紹介しました。
仕事に集中しているときや忙しい時に横やりは入ると鬱陶しいものです。笑
ただ、相手の都合もあるので、無下には出来ないこともありますね。
でも、自分の都合や優先順も大事だと思います。
今回ご紹介した方法を活用いただいて、自分の幸せを大切にしつつ、周りとうまくコミュニケーションできると嬉しいです。
イライラ改善に関しては様々な方法をメールマガジンでもご紹介していますので、よろしければご購読いただければ嬉しいです。