自分がやりたいことが全く分からなかった大阪のシステムエンジニア時代
こんにちは、ITエンジニアのイライラ改善専門!感情カウンセラーの山田純平です。
大阪でシステムエンジニアをしていた時は、毎日夜遅くまで仕事をしていました。
当時は今みたいに残業規制がない時代だったので、朝まで作業することもよくありましたね。(笑)
それはそれで頑張っている感じがして嬉しかった時もありました。
社会人になりたての頃は何でも新鮮でポジティブに捉えやすいですね。
しかも、体力もあるのでめちゃくちゃ頑張れます♪若さは価値だと思います。^_^
ただ、それが続くとどんどんと疲弊して毎日イライラするようになり、仕事や人生が辛くつまらないものになってきました。
納期厳守!、品質保証!、生産性向上!のストレスはかなり大きいですからね。
ITエンジニアとして毎日やるべき仕事がたくさん与えられるので、だんだんと自分がやりたいことが分からなくなっていきました。
大人は義務や責任「~やるべきこと」が多すぎる
システムエンジニアをしていると特に感じますが、毎日めちゃくちゃ忙しいです。
今は36協定などの残業規制もあるので朝まで仕事をすることはないでしょうが、その分時間内に完了させる必要がり、仕事時間の密度が上がっているのではないでしょうか。
仕事量はそれほど変わらないので、仕方がないのでしょうね。
ただ、そうなると時間単位の疲労度が上がってきます。
やるべきことに追われて、疲弊している会社員は多いのかもしれませんね。
生産性向上!品質向上!納期厳守!売上げアップ!!
という指示がくると当時に、ワークライフハピネスも求められる。
なんとも不一致な感じがしますね。
よかれと思って開催されている社員の健康のためのイベントなどもあるかもしれませんが、これらの誘いを素直に受けてしまうと「やるべきこと」が増えていきます。
それをしたいのであれば良いと思いますが、そうでない場合はストレスやイライラする原因になってきます。
あくまで、やりたいからやる。という主体性がないと、心身が疲弊していくのでご注意くださいね。
仕事でも同じように「やるべきこと」はたくさんあります。
システム設計やプログラム開発だけでなく、打ち合わせや資料作成、スケジュール作成に進捗管理。
おまけに社内のミーティングや改善活動など、やることが多過ぎですよね。(笑)
さらに全てにおいて完璧を求めていたら到底終わりません。
頑張りすぎてしまうと、その分時間や体力を使い自滅してしますし、心身ともに余裕がなくなりイライラしやすくなります。
なので、自分に与えられた義務や責任の程度や範囲を客観的に見つめ直すことは大事だと思います。
すべきことが多いと、やりたいことが分からなくなる
忙しいとだんだん「自分が何をしたいのか」「どのような人生を生きたいのか」が分からなくなっていきます。
イライラも出やすくなり、そんなことを考える余裕がなくなっていく。というほうが正しいかもしれませんね。
私がバリバリそうでしたね、、毎日納期に追われてイライラしながら朝まで頑張るシステムエンジニアだったので。(笑)
でも、やりたいことは誰にでも絶対にあると思います。
義務や責任に追われて、やりたいことに意識が向いていないだけだと思いますね。
なので、やってみたいことを考えるといいのですが、なかなか思いつかないものです。
実際には「やりたいことが分からない。」人が大多数だと思います。
それくらい子供の頃から勉強など「やるべきこと」に縛られて生きてきたのでしょう。
勉強をしたくないのに無理にさせられた経験は誰にでもあるように思います。
しかも、テストの点数で自分が評価されるので、親や先生に認めてもらおうと思ったら頑張らるしかない。
私はそんなジレンマの中で日々を過ごしていましたね。
そして、自分がやりたいことではなく、「親のために何をすればいいのか?」という思考になってしまいました。
やりたい気持ちを大型書店で刺激する
今までお伝えしたような理由で、大人はやりたいことが分からなくなっていることが一般的だと思います。
そんな時に私が活用していたのが、大型書店です!
週末は入り浸っていた時期もありますね。
お店からしたら「本買えよ!」って感じだったかもしれません。(笑)
実際に大型書店に行くと色々なジャンルの本が置いてあります。
普段は興味が沸かない分野のエリアをふらふら歩いてみると、何となく気になる本があったります。
ちょっと気になる程度でOKなので、それを手にとってパラパラ見てみましょう。
心が少しワクワクしてきたら、興味があるのかもしれませんね。
自然と湧き上がってくる喜びの感情や、ワクワクする感じを道標にするのがオススメです。
当時の私の場合はチョコレートケーキの表紙とレシピが気になりました。
もちろんケーキは作ったことないですよ。(笑)
「ちょっと作ってみたいかも。」という意外な興味が発見できて面白かったですね。
また、建築の本を見て「こんな家に住みたいな~。」と思ったりしていました。
別に建築家になりたい訳ではないですけど、自分の心が少しワクワクしていたので家や空間が好きなのでしょうね。
というように、なんとなく良さそう♪気になる♪という感覚を優先することがポイントです。
頭で考えてしまうと、今までの経験や思考の枠にハマってしまうので注意が必要です。
自分が頭で考えることは過去の経験から学んだことがほとんどです。
だから、「自分がやりたいこと」という未知の世界を発見する時には足を引っ張ってしまいます。
思考だけでは今までの自分の価値感や枠から出れないんですね。
ITエンジニアとしては、ついつい頭で考えてしまいますが、状況によってはそれがデメリットになることもあります。
良い意味でバカになったほうがいい時もありますよ♪
なので、まずは自分のやりたい心を刺激するために、気軽に大型書店を見て回りましょう。
ワクワクする喜びの感情や良い本との出会い、自分の意外な興味に気づけると思いますよ。
気になったものはチャレンジしてみる
大型書店で自分の「やりたいこと」を刺激してみて、気になるものがあれば試してみましょう。
私の場合はチョコレートケーキが気になったので実際に作ってみました。
レシピ通りに作るとそれなりに美味しくできたのでびっくりしました。(笑)
準備や材料購入などそれなりに手間がかかりましたが、気になったものを作った満足感がありましたね。
これを極めてみよう!とは思いませんでしたが、たまに作るとちょっと楽しいかも♪という感じです。
まさかの展開でしたね。
費用対効果を考えたらお店でケーキを購入するほうがいいのですが、それでは得られない満足感がありました。
心が自然とワクワクしているのが印象的でしたね。
ただ、いきなりここまでしなくてもダイビングが気になったらどこの海に潜ってみたいか雑誌で調べたり、ネットで調べてみる程度でOKです。
自分の興味が刺激されれば調べているうちにワクワクしてきます。
この喜びの感情とプロセス自体が楽しみであり、人生を豊かなものにしてくれます。
気軽な気持ちでちょっとした「やりたい」興味を試してみましょう。
うまくいかないことから学んでいく
刺激された興味の出たことを実際にやってみると、うまくいかないことも起きてきます。
私のチョコレートケーキはぼちぼちの出来でしたが、沖縄の海を見て回ったときは残念な結果でした。
というのも、ある本屋で建築の本に青い海が見える家の写真が載っていました。
自然と「こんなところに住んでみたい!」と思い、沖縄本島の海沿いを車で見て回ったことがあります。
数日に渡って海の見える住みたい場所を探して回ったのですが、「ここがいい!」と思うところはありませんでした。
しかも、「潮風で肌がベタベタする。」と感じたり、沖縄は1年中青い空ではないことが分かりました。しかも夏は死ぬ程暑い、、
結果、沖縄の青い空の下、海沿いの家に住むというのは幻想だったと気づくことができました。
というように、実際に行動してみないと分からないことも多いので、うまくいかないことがあるのは前提で楽しんでチャレンジしてみてくださいね。
自分の「やりたいこと」が整理されていくと思いますよ。
まとめ
毎日忙しく仕事をしているとイライラしやすくなり、やりたいことを考えなくなって分からなくなっていきます。
会社員としての義務や責任はたくさんありますが、過剰に頑張りすぎるのはストレスやイライラを増やすだけなので避けいたですね。
ただ、大人になって「やりたいことがない。」という訳ではありません。
忙しさや義務などから、それがピンと来なくなっているだけです。
子供の頃のように楽しさや喜びの感情を大切にして生きていれば、自然とやりたいことは湧いてくるのでしょう。
ただ、やりたいことが分からない時は、自分の心を刺激するために大型書店は有効だと思います。
自分では選択しないようなジャンルの本がたくさん置いてありますからね。
頭で考えてしまうと、今までの経験から判断してしまいがちです。
それを避けるために無作為に色々なジャンルの本を見て回り、興味や楽しむ心のワクワクを刺激してみましょう。
無駄や無意味に感じることでも許容して行動してみると、今まで思っても見なかったワクワクする感情ややってみたいことに出会えると思いますよ。