世界一頑張らないヒーラー 山田純平です。
・やりたいことを見つけたいけど、よく分からない
・やりたいってどんな感覚なんだろう?
と感じている人が多いのかもしれません。
私が天職探しをしていた30歳の時もそうでした。
システムエンジニアをしていたので、どうしても思考偏重になりがちでしたね。笑
子供の頃はあまり考えないで感覚で行動していたのに、大人になると変わってしまうものです。
成長過程で様々な知識や経験を積んで、大人になっていくのですが、仕事を優先してしまうことで自分のナチュラルな感覚を使わなくなってしまい、楽しさや喜びが減っていくのかもしれません。
頭で考えるということは、今までの知識や経験から判断するということです。
でも、自分が本当にやりたいことは、今の自分からすれば未知の世界です。
だから、頭で考えすぎてはダメなんですね。
子供の頃の心にパッと戻れればいいのですが、そんなに都合良くはいきません。笑
「では、どうすればいいの?」となりますが
意識的に本来持っている感覚を重視し、深く考えないで日々の選択をするのが、よいトレーニングになります。
と簡単に言いつつも、私は最初、苦労しました、、
というのも、つい頭で考えてしまう習慣がついてるため
・どの選択が効果的か
・お得な選択はどれか
・失敗しないのはどれか
・周りにつっこまれない選択はどれか
・安全なものはどれか
と考えてしまい、自分の感じていることや感覚に意識が向きませんでした。
現代は多くの情報で溢れていて、左脳的に処理する必要性が強くなっています。
手軽に情報を得られる時代だけに、そのデメリットもあるわけです。
しかも、オンラインで仕事をする時代になって、チャットやメールなどで頻繁に文字ベースのやりとりが増えて、それを理解して判断、行動する必要があります。
脳は毎日フル回転かもしれませんね。ほんとに大変だと思います、、
というように、脳も体も心も休まらない日々を過ごしている方は多いのではないでしょうか。
常に何かをしている状態とも言えます。
日々、大事なことはたくさんあると思いますが、ずっと活動していると心身が疲弊していき、日々の「やるべきこと」を処理するだけで1日が終わってしまいます。
でも、感覚を使うということは
・リラックスして
・自分の本音と繋がった状態
と言えます。
毎日忙しく活動していると、リラックスや本音と繋がることから遠ざかってしまいます。
結果的に、自分の素直な感覚を忘れてしまい、自分の本音が分からなくなってしまいます。
だから、やりたいことは分からない、という感覚になってしまうんですね。
なので、まずは「リラックス」する時間を作るのが第一歩になります。
簡単にリラックスする方法

リラックスと聞いて、どんな状態を思い浮かべるでしょうか。
意外と難しいかもしれません。
私の場合、ぼーっとしている時間は無駄!と思っていたので、なおさらです。笑
仕事では常に納期や顧客からのメール、メンバーのフォローをしていたので、リラックスからはほど遠い状態でしたね。
でも、それが仕事というものであり、忙しく頑張っているほうが価値があると感じていました。
だから、体の力を抜きましょう。と言われても、どこか緊張していて、自分ではリラックスしているつもりでも、周りからみたら、そうではない状態でした。
結構、重症だと思いましたが、現代人は時間の密度や効率、やるべきことを優先して、リラックス迷子なのかもしれません。笑
旅行に行っても、観光地をバタバタ巡るのは分かりやすい例ですね。
リラックスの感覚を得るには、以下のイメージがリラックスしている感覚としてわかりやすいと思います。
・コーヒーを飲んでホッと一息ついている感覚
・温泉につかって、ほけーっとしている感覚
・楽しそうにしている子供を見て、自然と笑顔になる感覚
・山に登って木々や自然の素晴らしさを感じている感覚
常にこの状態で生きていられたら、幸せでしょうね。
でも、自宅や仕事中でもリラックスは十分可能です。
リラックスしている状態というのは
・呼吸がゆっくり
・呼吸が深い
・体の緊張がない、少ない
・意識が下丹田にある
・勝手に思考しない
・怖れや不安の感情がない、少ない
だと考えています。
簡単そうに思えるけど、ピンとこない感じもするし、という感じでしょうか。笑
一つずつ紹介していきますね。
ゆっくり呼吸する
まずは、呼吸に意識を向けることが大事です。
常にゆっくり深い呼吸をしていたら、自然とリラックス状態になっていきます。
呼吸に意識を向けていると、仕事が忙しい時や納期に追われている時は、呼吸が浅くなり肺呼吸で、呼吸のペースも速くなっていることに気づくと思います。
逆に言えば、呼吸がゆっくりと深い状態をキープできれば、心が落ち着いた状態を保つことができると言えます。
単純でシンプルですが、めちゃ呼吸って大事なんですね。
ただ、いきなり変化するのは難しいので、椅子に座り、目を閉じて、5分間ゆっくりとした呼吸をすることから始めてみましょう。
・こんなことをして意味があるのかな
・時間の無駄では
という発想がでてきても、スルーしてください。笑
新しい価値観や習慣を身につける時は、今までの考え方や発想が邪魔するものです。
出てきた発想は気にしないで、ただただ呼吸に意識を向けましょう。
日々の呼吸がゆっくり深くなるだけで、感情も安定してきます。
感情が穏やかになるだけでも、日々の幸福感は上がると思います。
試していただければ分かると思いますが、ゆっくり呼吸した状態でイライラできません。笑
体と心、感情は密接に関係しているので、その点を理解しておきたいですね。
体の緊張が少ない
呼吸が整ってきたら次のステップになります。
それは、体のリラックスです。
呼吸が整うと体もリラックスしやすくなっていると思います。
でも、今までの体の緊張のクセは残っているものです。
簡単に言うと、体が固くなっているんですね。
仕事がデスクワークだと、体を動かすことが少ないので特に固まりやすいです。
首、肩、腰、股関節などをゆっくり動かしてみて、どのくらい可動域があるか確認してみましょう。
首や肩を回すとゴリゴリ音がするかも知れませんね。笑
今までストレッチをしていないのであれば、かなり固くなっていると思います。
また、責任感が強かったり、頑張る気質だと自然と肩や腹筋に力が入ってしまいます。
パソコン作業をする際の姿勢でストレートネックや巻き肩にもなりやすいと思います。
なので、日々のストレッチは重要だと感じます。
ただ、体だが硬いとストレッチが辛くて続けるのも大変かもしれません。
それくらい現代人は体を動かしていないんだと思います。
個人的には筋膜リリースのグッズも活用しています。笑
整体やマッサージなどに通うのもいいですね。
ただ、基本はセルフケアです。
仕事中も肩や首をゆっくり回したり、足つぼグッズで足裏をグリグリするのもオススメです。
たまには座りながら腰を回すこともしたいですね。
特に重要と感じているのは、股関節のストレッチです。
股関節が硬いと行動するのが億劫になってきます。
結果、やりたいことや興味のあること、好きな事などがあっても面倒くさくなってきます。
体と心って連動してるんですね。
だから、体の柔軟性が高いほど行動も軽やかで、思考も柔軟になりやすいと思います。
人生を楽しむには健康な体がとても重要です。
やりたいことがあっても身体が不自由なら、楽しめませんからね。
「元気があればなんでもできる!」
というのは的を得ていると思います。笑
でも、運動する習慣がない人にとっては、体のケアや運動はしんどくて面倒なものです。
やらなくても生きていけますしね。
でも、30代になってくると、徐々に影響が出てきます。
何もしなければ、人は老いていきます。
20代と比べて30代は体が動かなくなっていると思います。
そのことを理解して、未来のための健康貯金をするイメージですね。
ですので、まずは歩くことから始めてみましょう。
面倒くさい、意味あるのかな、と感じるかも知れませんが、毎日30分ほど続けている体が活性化してきますし、いい気分転換にもなります。
周りの景色を楽しみながら歩くのがオススメですね。
でも、最初は「時間の無駄だ」、「ただ歩いていても暇だ、、」という発想が出るかも知れません。
表面的な時間の効率だけでは測れないのが、人生の豊かさです。
無駄に思えることが重要だったりしますよ。
意識が下丹田にある
ゆっくり深い呼吸をして、体が緩んでくると結構、リラックスしやすい状態だと思います。
さらにリラックス度を高めるためには、意識を下丹田に置いてみるのがオススメです。
「なんじゃそりゃ!?」という感じでしょうか。笑
意識の置き場所を考えることなんてあまりないですからね。
ちょっとしたことですが、結構重要だったりします。
システムエンジニアなどの仕事では常に頭を使っているので、自然と意識が脳のあたりにいきます。
また、仕事でミスした時は焦って胸のあたりに意識がいきます。
普段、意識してみるとちょっと面白いですね。
また、脳に意識がある時も、胸に意識がある時も呼吸が浅くなっていることが多いです。
結果、リラックスからは遠ざかりやすくなります。
逆に意識が下丹田(下腹部)にあるとゆっくり落ち着いた心持ちになりやすいです。
坐禅や瞑想を続けていると心が落ち着いて、自然と意識が下丹田にいく感じです。
なので、日常的に下丹田に意識を置くようにトレーニングすると、結果的にリラックスしやすくなる感じです。
最初はおヘソの下を指を押して、腹筋に少し力を入れてみると、体感覚的に下丹田に意識が向きやすくなります。
通常は勝手に脳や胸に意識が向きやすいので、そこに気づいて下丹田に変えていけるといいですね。
リラックスを阻害する原因

子供は基本的にリラックスして生きています。緊張したり萎縮することの方が珍しいでしょうね。
でも、成長するにつれて、だんだんと「やるべきこと」や責任感が増して、頑張ることが当たり前になってきます。
それは、周りの評価や承認欲求、自己価値が原因して、毎日生きているだけで、どこか不安で緊張しているのが通常です。
毎日、安心安全を感じながら、リラックスして仕事をしている人のほうが珍しいと思います。
自分の言いたいこと、やりたいこと、過ごしたいことだけで生きるのは難しいですからね。
子供の頃はできていたけど、大人になってできないようになる主な原因は、幼少期のトラウマ(インナーチャイルド)にあります。
幼少期の傷ついた経験が積み重なって、大人になっても傷つかないことを優先してしまうイメージです。
だから、周りの目や評価を無意識に気にしてしまい、どこか緊張してしまうのが通常だと思います。
なので、自分の幸せや楽しみよりも、周りとの調和や相手の意見を尊重して傷つかないようにしてしまいます。
そうなると、仕事がこなせても自分の幸せからは遠ざかってしまいます。
自分の楽しみや意見よりも、周りのことや自分の責任を優先してしまうイメージですね。
だから、自然と自分がやりたいことよりも、周りと協調して傷つかないことを優先してしまう訳です。
自分の幸せを優先することに許可が下ろせないんですね。
誰でも傷つきたくないですからね。
だから、個人で制御が難しいところもあります。
トラウマが勝手に反応してしまうんですね。本当に厄介なものです。
だから、トラウマに振り回されないために、意識的にリラックスをするのが大事になります。
心地よい音楽を聴きながら、ぼーっとできる空間が見つかるとリラックスしやすいですね。
その時の感覚を覚えておいて、日常でも再現してみようとすることで、リラックスしやすくなります。
また、部屋の掃除や不要なものの断捨離、電磁波などもリラックスには影響するので、環境を整えることも有効になると思います。
まずは、心地よい空間を求めてホテルのラウンジやカフェなどに行ってみるところからスタートしてみてください。
いい刺激になると思いますよ。
インナーチャイルドについて
ここで言うトラウマ(インナーチャイルド)とは、乳児期から成人までの期間において、「傷ついた出来事」や「満たされなかった欲求」が主な原因になります。
自分が描いた絵を母親に見せて、褒めてくれかなったというだけでも、本人が少しでも傷つけばインナーチャイルドになるので、このような決意見は誰にでもありそうですね。
産まれてからインナーチャイルドが積み重ねって、今の自分の行動基準が出来ています。
・人前では自分の素直な意見を言わないようにしたり
・評価のために頑張るのが当たり前になったり
・怒られないことが最優先になったりするんですね。
自分ではそんなの当たり前のこと、と思っていることが実は幼少期から積み重なったトラウマに起因しています。
だから、ミスや失敗しない選択だったり
不安を避けて、安心安全な選択をしてしまうイメージです。
結果的に、傷つきにくいけど、自分らしく幸せな人生からは遠ざかってしまいます。
不安を感じたくないので、無難に生きる毎日になってしまうんですね。
やりたいことにチャレンジするよりも、無難な毎日をインナーチャイルドが求めているということになります。
会社員は毎月お給料が入るので、特にそのパラダイムに染まりやすいですね。
もちろん、安心や安定が望みであれば、それでもよいと思います。
幸せの基準は人それぞれですからね。
でも、せっかくの人生なんだから、もっと充実した毎日を送りたいと思う人には足かせにもなります。
私も30歳の頃、天職を探して1年半ほどセミナーや講演会などに参加しまくっていたけど、結局、変化が怖くて先に進めなかったので、インナーチャイルドのことを知った時はとても納得感がありました。
「犯人はお前か!!」と思いましたね。笑
そこからインナーチャイルドを癒やして、解消する日々が始まった訳です。
結果、今ではインナーチャイルドのヒーラーとして活動しているので、人生って面白いものです。
「じゃー、インナーチャイルドの影響をどうしたら減らせるのか?」となりますが
幼少期のちょっとした傷ついたことを思い返して、感じてみるのが効果的です。
「小学2年生の夏休みに、友達と近くの公園で遅くまで遊んでいて、家に帰ったら母親に怒られた。」
など具体的なほうがいいですね。
そのほうがリアリティをもって思い出せます。
その時の怒られて怖かった思いや、申し訳ない感じ、母親に嫌われたくない思いなどを感じていくことで、インナーチャイルドがクリアになっていきます。
ただ、言うのは簡単ですが、実際にやってみると結構きついと思います。
感じたくないからインナーチャイルドになって残っているのに、わざわざそれを掘り起こして感じ直すなんて、ドMな行為ですからね。笑
だから、やりたいことをして生きる人が少ないのかもしれません。
でも、自己否定や無価値感などネガティブな想いが出てくる原因でもあるので、なんとかしたいところですね。
まずは、「休みの日にやりたくないことは、やらない」という事から始めてみるといいと思います。
自分の本音と繋がって生きていくファーストステップですね。
休みの日でも義務や習慣、責任感などから、やりたくないことをしている場合が多いと思います。
人付き合いなどは顕著だと思います。
気が乗らない誘いは断るとか、みんなで食事に行く時は自分の意見を言う
というくらいで大丈夫です。
主体的に自分らしい選択をする訳ですね。
この時に、
・周りから文句を言われたら嫌だな
・もう誘ってもらえなかったらどうしよう
・嫌われたくないな
という想いが出ることがあります。
そんなときはインナーチャイルドが影響しているのかもな。と理解して、過去にとらわれないように前に進んでみましょう。
怖いけど一歩前に進む行動を積み重ねることで、自分の中のNGラインが下がっていきます。
怖いと思っていたけど、大丈夫じゃん!
ということが増えれば、余計な不安や心配が減って、自分の自由度が上がっていきます。
やりたいことはその先で見つかるものです。
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